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「命」をテーマに、今年成人した奈良教育大学の2年生など学生約100人が、これまでの人生や学生生活、将来の夢について描いた作品を展示する「20歳自叙伝絵巻物展」が、奈良市高畑町の同大学教育資料館で開かれており、それぞれの“半生”を伝える個性あふれる作品が、来場者の心をとらえている。2月2日まで、入場無料。
同展は、成人を迎える学生たちに、これまでの自らの歩みや将来について今一度見つめ直してもらおうと、同大学の梶田幸恵教授(美術科教育)が企画。今年で8回目を迎えた。学生たちは毎年10月ごろから制作を始め、成人式後に完成した作品を展示している。
絵巻物は3〜4メートルにおよび、中学や高校時代の思い出、大学での講義やサークル活動、将来の夢など、それぞれ思いを込めて描かれている。
梶田教授が3月末で退職を迎えるため、同展は今回が最後となる。梶田教授も6巻約22メートルの大作を特別に出品しており、教科書やノートが不足していた幼少期や、新任の小学校教師として試行錯誤した記憶、大学で研究を始めたきっかけなどが詳しく紹介されている。
また、学生が作った手作り絵本約200点も展示しているほか、幼児や児童を対象に、学生が講師となる絵本作り体験も行っている。
毎年楽しみにしてきたという近くの文筆業、矢尾米一さん(62)は「個々の作品から、学生たちが明るく真剣に生きている様子がうかがえる...
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