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 石室解体が終了した高松塚古墳(奈良県明日香村)の国宝壁画「飛鳥美人」(西壁女子群像)などに、下描きの際についたとみられる赤い線や細い線状の溝があることが文化庁の調査で確認されていたことが28日、分かった。同様の下描きの痕跡はキトラ古墳(同村)の壁画でも確認されており、国内に2例しか見つかっていない極彩色壁画が、共通した絵師集団によって描かれた可能性も浮上した。

 高松塚壁画で下絵の痕跡が見つかったのは初めて。壁画は、カーボン紙の役割をする赤い顔料を塗った紙を石室の壁にあて、その上に下絵を重ねてヘラなどでなぞったとみられるという。




 同庁が、石室解体によって古墳から近くの修復施設に搬入された壁画を詳しく調査し、赤い線や溝を確認。4人を描いた飛鳥美人像の左端の女性のスカート部分や、東壁男子群像(4人)の左から2番目の男子像の頭部などで見つかった。

 赤い線は、石室解体前に撮影された写真にも写っていたが、当時は下描きの痕跡か確認できなかった。今回、修復施設で改めてルーペなどで調べて判明した。

 キトラ古墳では、西壁に描かれた四神の一部「白虎」の前足などで赤い線とヘラ状の溝が見つかっている。同庁は、解体された高松塚古墳の他の壁画なども詳細に調査することにしており、両古墳の関係などの解明も期待される。

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(引用 yahooニュース)







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