高松塚古墳(奈良県明日香村)の国宝壁画の保存策を話し合う文化庁の恒久保存対策検討会(座長、藤本強・
東京大名誉教授)が25日、
東京都内で開かれた。同庁は石室から取り出した「飛鳥美人」などの全壁画を今年5月末ごろ一般公開することを明らかにした。同古墳壁画の一般公開は、初めてとなる。
【関連写真】 真弓鑵子塚古墳:全国最大級の石室確認 奈良・明日香村
壁画は現在、古墳近くの修理施設で修理中。見学者は、施設に設けられた通路から窓ガラス3枚を通して見ることができる。通路が約15メートル程度と狭いため、希望者を募集し、先着順か抽選で見学者を決める方針。期間は1週間から10日程度を予定している。
期間中は窓ガラス近くに壁画を寄せるという。
同庁の山崎秀保・古墳壁画室長は「解体が完了したので、できるだけ早く公開したかった。壁画の修理状況を多くの方に知ってもらいたい。今後も年2回程度は公開の機会を設けたい」と話した。
また、検討会は来年度から、キトラ古墳(明日香村)壁画の調査研究委員会と統合、高松塚とキトラの両古墳の保存策を一括して協議する委員会に再編する。【林由紀子、大森顕浩】
【関連
記事】 高松塚古墳:「切石」取り上げ 「劣化進んでいた」ほぼ発見時に近い状態に /奈良
【関連
記事】 キトラ古墳:壁の主成分、高松塚古墳と酷似 奈文研、壁画について講演 /奈良
【関連
記事】 学校と私:卒業後も見守ってくれた=石工・飛鳥建設社長、左野勝司さん
【関連
記事】 神功皇后陵:考古学者らの要望で初の立ち入り調査
(引用 yahooニュース)
タグ:
奈良県